2010年12月30日

チャワン


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やきもののブログなのに最近、作品の話を書いてないな〜、いったいなんのブログにゃんだ?と、思い始めたので、年の最後は、作品のことを少々(笑)

今年は個展が多くて、必然的に一品モノを作る機会が多かったのですが、今作ってていちばん楽しいのが「チャワン」。
私の場合、正道なお茶道具を作れる作家ではないので、あくまで「チャワン」。

最低限の約束事だけ守り、あとはある意味テキトー、好きなよーに。
でもそれが作っていて面白いところ。
で、個展の時に、結構お茶やっている方も買っていってくださる。
よく動くので、どんどん作れてこれまたタノシイ(^.^)

「無責任チャワン」って名づけようかな(笑)

みなさん、よいお年を!


posted by Nobuhiko Tanaka at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月29日

日本全国ゆるゆる神社の旅


ゆるゆるsighn





「日本全国ゆるゆる神社の旅  鈴木さちこ
(サンクチュアリ出版 1100円+税)

友人(というと図々しいかな)のイラストレーター・鈴木さちこさんの本。
鈴木さんは、「ホクトのきのこ」のキャラクターを描いた人。
エリンギとか、ブナピーとか、殆どの人は目にしているはずです。

今回の本は、鈴木さんが自ら全国の神社を旅して描いたものですが、ところどころ鈴木さんの「鉄子ぶり」が見え隠れたりして面白い。
初詣の神社選びにも役立つと思いますよ。
結構、売れてます!
いいな〜、夢の印税生活(笑)

ぜひ、読んでみてくださいね〜。

で、いつも私の個展に来てくださるんですが、今回は、本を持って待ちうけて、サインしてもらっちゃた、へへ。




posted by Nobuhiko Tanaka at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ココロユレルモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

最近思うこと(猿なりに)


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数ヶ月前に読んだ「博士の愛した数式」。
非常に面白い小説だったので、作家としての自分を数式チックに表現してみました。

田中信彦 = {(益子焼+京焼)× 加守田章二 × ルーシー・リー + 板橋廣美 } × 10,000分の1

{ }(中カッコ)のところまで見ると、大カン違い男としか思えませんが、最後の「× 一万分の一」で「ま、許してやるか」、と思っていただければ…(笑)

「× 一万分の一」でもまだ図々しい。とおっしゃるならば、よろしい、「× 百万分の一」まで譲歩しましょう。えへへ。

一度、自分というものを数式にしてみるとなかなか楽しいですよ。
お試しあれ。



*写真は意味なしです(笑)

12/24 追記

数式、書きっぱなしで、何の解説もないので簡単にご説明。

*益子焼 → 大学の陶芸サークル時代、益子と密接でした。陶芸合宿やったりね。先輩、後輩の作家も多数在住です。

*京焼 → 大学卒業後、「京都府立陶工高等技術専門校」という、いわば京焼の職人後継者養成の学校に行ってました。(職業訓練校ですね)

*加守田章二 → 初めて衝撃を受けた作家。今でもすげえなあと思います。

*ルーシー・リー → コメント参照

*板橋廣美先生 → 講師として勤務していた「アトリエ飛行船陶芸研究所(陶芸教室)」の当時の所長。
モノを作るときの意識の持ち方を根本的に変えてくれた人。現在は金沢美術工芸大学教授です。

本当は、パウル・クレーや、深沢直人さんとか色々入れたいのだけど、焼物以外を入れると収拾がつかなくなるので、やめました。




posted by Nobuhiko Tanaka at 00:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

最近思うこと


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人間て、物事の輪郭をはっきり見たいっていう本能があると思う。
でも全部はっきり見えなくたっていいんじゃないかなあ。

ピントが合った写真が世の中では当たり前だけど、ピンボケの写真の良さっていうのもある。
ずっとピンボケのテレビ番組があったっていいんじゃない?
きっともどかしくてイライラするかもしれないけど、それはそれでいいのかもよ。

甲本ヒロトも歌ってる。

はっきりさせなくてもいい
あやふやなまんまでいい
(夕暮れ)

僕が何も聞かないのは
答えなんてないほうが
そのほうがいいから
(千年メダル)

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*ロック好きの友人がブログを始めました。
"the who" "faces" "stevie wonder" "the beach boys" この辺のキーワードに反応する方は、のぞいてみてくださいね。
http://ameblo.jp/kennedycan/


posted by Nobuhiko Tanaka at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

ポールに会った話


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えーと、本題に入る前に事務連絡。
開催中の個展の在廊日ですが、今週は金曜・土曜の予定です。
「個展は見たいが、田中に会うのはちょっとなあ・・」という方は、金・土は避けた方がいいです(笑)
(変更の場合もありますので、ご確認の上お出かけください)

ここから本題。
60年代ロック好きの友人と飲んでいて、思い出した話を・・。
表題通り、「ポールに会った話」です。
ポールといっても「ポール・アンカ」や「ポールモーリア」、ましてや「ポール牧」じゃあ、ありませんぜ。(←年齢がわかるな〜)
あの「ポール・マッカートニー」です。
本当に会ったんだよなー・・・・。

1993年。
私は吉祥寺、井の頭公園の池のほとりに建つ陶芸教室で講師をしていたのですが、ある日のこと。
生徒さんが、興奮気味に教室に入ってきました。
「公園にポール・マッカートニーがいる!!」

それを聞いた人は制作どころではなく、次々に公園に飛び出していきます。
私と同僚のTも仕事中でしたが、全く迷うことなく公園へ。(←少しは迷えよ・・)

池の方を見ると、ほとりを歩いているのは、まぎれもなくポール・マッカートニーです!
来日公演の最中、お忍びで井の頭公園に散策に来たようでした。
しかし、ポールの後ろにはSP数名がガードするように壁を作り、その後ろを一般の人々がまさに「金魚のフン」、しかも巨大なフンとしてぞろぞろと付いて歩いています。
私とTは「これは最後尾についたところで、何にも見えないよな」と、しばし考え、
「反対側から回ろう」という作戦に出ました。

私たちは行列の方向とは反対側にダッシュ!
池を一周してポールが遠目に見えてきたところで、いかにも散歩してますって感じで、ゆっくりと歩き、徐々に正面からポールに近づいていきました。

ポールとの距離は、やがて10メートル、5メートルと近づき、遂に視力0.02の私でもはっきりと見えるくらいの距離までポールと接近。(メガネかけてたけどね)

そしてすれ違いざま。
私はポールに声をかけました。
「Hello!」
それに対してポールは私を見ながら
「hi!」

・・しびれました。
だってこの「hi」は、ラジオやテレビ、またレコードなんかで数千万人のファンに向けて言った「hi」
じゃなくって、全世界でたった一人、私のためだけに、あのポール・マッカートニーが発した「hi」なのですよ!
一瞬のことでしたが、出来ればその場でその「hi」を耐火金庫にでもしまっておきたいくらいの気分だったな。

そして遠ざかっていくポールの後ろ姿を私はしばし呆然と見送りました。

こう書いてくると、さぞかしビートルズやポール・マッカートニーが好きなんだろうとお思いでしょうが、じつはそんなでもないです・・わはは。スミマセン、ただのミーハーです。

で、その日、家に帰って、「これはビートルズマニアに自慢してやるか〜・・ひひひ」
と意地悪モードになり、中学時代からの友人で熱狂的なビートルズファンのS信(←わかっちゃうね)に電話をかけたのですが・・・。

「へえ〜、そりゃよかったね」
で終わられた・・・。
絶対うらやましいはずなのに。
「まじかよ、まじかよ。すげえ羨ましい!ふざけんなよ、何でお前なんだよ。ちきしょー」って言いながら電話の向こうで地団駄踏むくらいのリアクションが欲しかったのにー。

というわけで、この話に関しては、結果とても消化不良のままなのですよ、16年間。(笑)
このブログ見て、だれか悔しがってくれないかなあ。(爆)


posted by Nobuhiko Tanaka at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

新作


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はい、月曜日から今年ラストの個展が始まります。
次々新しいことをやりたい姿勢は変わらずで(←いいのか、悪いのか・・・苦笑)、画像は今回から始めたシリーズです。
赤いほうは、表面加工にやきもの以外の分野の技術を使ってます。
なーんだ?
正解は、会場で!(笑)
ちなみに現在決まっている在廊日は8日(水)・11日(土)・18日(土)です。
(変更の場合がありますので、お問い合わせの上ご来場ください。)

「田中信彦展 ハレの日のうつわ」 12月6日(月)〜22日(水) 四谷・ギャラリー晩紅舎


posted by Nobuhiko Tanaka at 23:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする