2011年08月30日

これは・・

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夜、工房に飛んできた巨大な蛾ですが・・・
びっくりしたおっさんの顔に見える(笑)

何に見えますか?
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2011年08月27日

何かが生まれるときに

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前に、糸井重里と中島みゆきの対談を読んだことがある。
糸井氏が聞き手として、インタビューするような形だったと思う。
その中で、非常に面白くて忘れられない会話があった。
(一つ一つの言葉の詳細までは覚えていないので、あくまで大意として読んでください。)

中島: 逆に聞き手の方に質問したいのですが、よく「どういうときに歌が出来るんですか?」って
    訊かれるんですけど、それって聞いてどうするんですかね?
糸井: それは、人間って「無と有の”継ぎ目”」にとっても興味があるんですよ。

糸井氏の視点はすごいと思う。さすが言葉を生みだすことで生きてきた人だなあと思う。
何もないところと何かが生まれたところの「継ぎ目」、それを人は見たいと思うらしい。

糸井・中島両氏とはあまりにレベルがかけ離れているけど、僕もよく、「どういうときに作品を思いつくのですか?」と聞かれることがある。
きっと、何かを作らない人から見ると、どういうふうにしてモノが生まれるんだろうと、その瞬間が知りたいのだ。

でも作っている側からすると、無意識に、昔からずっと、見てきたものや、触れたモノ、聞いたことそれらがミックスジュースのように、自分の中で混ざり合って体に吸収されて、いい具合に寝かされてふわっと掌に現れるようなもんじゃないかと思う。

だから、中島氏もどういうときに?って訊かれても答えようがなくて、逆に、「どうしてそんなことを聞くのだろう」って思ったんじゃないかなあ。

また聞かれたときにうまく答えられるといいな。

posted by Nobuhiko Tanaka at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | よみもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月25日

個展終了と次回個展のお知らせ

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二子玉川個展終了しました~。
おかげさまで、9割近い作品が旅立って行きました。
お買い上げいただいた方、ご来場いただいた方、みなさま有難うございました。 
この場を借りて、心よりお礼申し上げます。
拙作が色々な食卓で、おいしいご飯を引き立たせることが出来たらいいなあ、と願いつつ。

しかし、これくらい売れると気持ちいい。
あ、でもこういうつぶやきは売れた時しかしません(笑)
次は10/19〜24「うつわ楓」(南青山)個展です。
青山通りから一本入ったところにあり、ゆったりと静かな時間の中で見ていただけると思います。
詳細は、また後日アップします。
posted by Nobuhiko Tanaka at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 作品展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月16日

何というでしょう?

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えーっと、結構マクドナルド好きである。
最近の「陶芸家」は、「ロハス」で「自然食志向」じゃないといけないようだけど(笑)、僕は「ビックマック」とか大好きである。当然、セットにしてポテトも食べる。

一応、自分自身の名誉のために言っておくと、まあ子供時代からいいものは食べてきてる方だと思う。
父が北海道出身で、(小さいけど、洋菓子会社の)シャチョーなんかやっていたから、北海道からの海産物や、取引先からの贈答品も多く、味には結構うるさい。
だけど、子供時代から逆にジャンキーなものに胸ときめくという、変なところがあって、小学生時代、近くにできた自動販売機のハンバーガーが食べたくて、時々お金をもらって買いに行ったっけ。(冷凍を中の機械でチンしただけで、べたべたのうまくないハンバーガーだったなあ、今思えば(笑)

話がそれたけどマックに行って、昔からとても気になっているのが、写真の道具である。
見覚えある方が多いと思うけど、フライドポテトをすくって紙容器に入れる道具。(ちなみにこの道具の名前は、「バギングスクープ」というそうだ。)
非常に不思議な形状で、普通に家庭用品売り場に置いてあったら、何に使うのか絶対わからないと思う。
でも、マックで、これを使ってポテトを紙容器に入れるところを見てると、ほぼ毎回同量のポテトがキレイに縦方向にそろって容器に吸い込まれていく。
お見事である。
でも他になんに使えるかと考えると・・・思いつかない。
つまりこの「バギングスクープ」君は「フライドポテトをきれいに同じ量、容器に入れる」という仕事に対しては、この上なく高い能力を持つが、それ以外では「使えないやつ」なのだ。

みんなで鍋を食べてて「おたまがないから、バギングスクープで代用するか〜」とか、絶対にない。
「なんだよ、全然うまく具をすくえないじゃん!これ使えね〜」ってなるのがオチである。

でもこれって人間にも置き換えられないだろうか。
つまり、何かに非常に秀でた人は、その分他でとてもダメダメだったりすることが多々あるということ。
どこまで本当かどうかは分からないが、シリコンバレーの人たちの何割かは「アスペルガー症候群」だという話もある。

そっか、でも考えてみたら、僕ら「やきもの屋」も同じかもね。
焼き物作ることには秀でてるけど、自分も含めて、社会性が低い人が多いもんね。
(僕の場合、突出して優れていないから、まあまあ社会性があるのかも・・(笑)

マクドナルドで、「バギングスクープ」にとても興味を覚えたのは、自分を無意識に重ねていたからだった、ということですな。

自分を道具に重ねてみるなんてことあんまりないよね。
みなさんはいかがですか?






posted by Nobuhiko Tanaka at 22:07| Comment(2) | TrackBack(0) | ココロユレルモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月14日

おおっ・・・名品とな(笑)

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7/19のブログにアップした「さんま皿」。
写真の「家庭画報セレクション 2011秋」(8/24配布)にて販売が始まりますが、
今年は同時に「家庭画報10月号(9月1日発売、受注〜11月末)」の別冊付録
「名品コレクション」というカタログにも掲載されることになりました。

ただ、作者としては、「名品コレクション」に乗せていただくのは嬉しい反面、どこかしら面映ゆいのですよ。
7/19の拙ブログの記事を読んでいただくと理由がわかるかと・・(笑)
posted by Nobuhiko Tanaka at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

会場写真

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「田中信彦陶展」8月3日(水)〜24日(水) TIME&STYLE RESIDENCE(玉川高島屋内)

会場写真をホームページにアップしました。
写真は、初日開店前の状態で約380点ほどの作品です。

おかげさまで昨日4日目までに、すでに3分の一ほどがなくなってしまいましたので、現在の展示はもっと空いた状態です。
残り2週間以上ありますので、会場が少しずつ縮小されていくと思います。
ご興味のある方はお早めにどうぞ!

会場写真スライドショー(作品写真スライドショーの下です。)
posted by Nobuhiko Tanaka at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 作品展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

うつわノート

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「うつわノート」はやきもの好きの方には有名な、うつわに関するブログ。
うつわ好きの店主は、今年の4月にはついに実店舗を川越にオープンさせました。
もちろん展示もですが、築80年の洋館を使った店自体も素晴らしいです。
川越観光がてらぜひ一度行かれることをお勧めします。

そのブログで、私の開催中の個展を紹介してくださいました。
自分の作品ですら、「モノ」を言葉で表現するのは難しいことですが、
非常に的確な表現で、拙作について書いてくださっています。
ご興味のある方は、読んでみてください。

「うつわノート」ブログ
posted by Nobuhiko Tanaka at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月05日

「器つれづれ」白洲正子

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「器つれづれ」白洲正子 出版社: 世界文化社 (1999/07)

ちゃんと白洲さんの本を読んだことがなかったのだが・・。

僕が常々思っている、やきものをはじめとした伝統文化への想いと同じようなことを、何の躊躇もなく
極めてストレートに書いておられる。さすがだわ。
そのぶった斬り方は、う〜ん、まさにひとこと「痛快」である。
こんなにもの事はっきり言えたら気持ちいいだろうなあ。

で、まあ、僕が発言しても周囲に問題ないであろう分野についてひとこと。(←すでにこの時点で事なかれ主義・・・(笑))
「美」には、「無意識の美」と「意識された美」があると思う。
やきものでいえば、なぜ現代の「民芸」が美しくないのかというと、「民芸」という様式美の風呂桶の中で、民芸本来の「無意識の美」を意識的に作ってしまっているからだと思う。
「無意識の美」は意識した時点で終わっているんじゃないかなあ。
あ、でもこの発言も差し支えあるかも・・。
白洲さんも同じようなこと言ってます!(←責任転嫁)

ものつくりとしては、色々と本当に痛いところを突かれる一冊。
白洲さんは、モノの表面ではなく、芯の部分を見通せる人だったんだとつくづく思う。
200歳くらいまで生きるべき人だったんじゃないかなあ。

でも、もし白洲さんが生きていて、僕の作っているものを見たら、鼻で笑われたんだろうな(いや、笑ってすらくれないかもね・・・(笑)

ものつくりには、必読の書です。
posted by Nobuhiko Tanaka at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ココロユレルモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする