2011年09月29日

買っちゃった

P1060056.JPG

ついに念願の「デジイチ」SONY NEX-5ゲット!
旧モデルゆえ安く買えたが、僕には十分すぎる性能。
発売当初の約半額だもんね。

これで背景ぼかした写真がとれる(^O^)
posted by Nobuhiko Tanaka at 22:35| Comment(2) | TrackBack(0) | ココロユレルモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

棚田康司展「○と一」(らせんとえんてい)

img086.jpg

棚田康司展「○と一」(らせんとえんてい)
期間 :09.22〜10.10
会場 :スパイラルガーデン(スパイラル1F)表参道

スパイラルに立ち現れる7体の少年少女、訪れる人を導く参道のごとき一本の道。
スパイラルガーデン全体を作品と化す、棚田康司・東京初の大規模個展

棚田康司は、日本古来の木彫技法である「一木造り」を用いて、少年少女の像を制作しています。ほっそりとした肢体、表情豊かな指先、さまざまな感情を想起させるうるんだ瞳を持つ子どもたち。未熟さや脆さと同時に伸びゆく生命のしなやかな可能性を強く感じさせる表現で知られ、次世代を担う彫刻家として注目されています。本展「○と一」では、東京で開催する初の大規模個展となります。

□□7体の新作を中心に、スパイラルガーデンの空間全体で表現する
□□情報や技術で割り切ることのできない、曖昧で神秘的な世界の存在

(以上 SPIRAL HPより抜粋)

*偶然、見ることが出来たのですが、スゴイです。
どこかしらうつろで、何も見えていないようで、全てが見えているような瞳。
時間を忘れて、見入ってしまいました。
都合がつく方はぜひ!
posted by Nobuhiko Tanaka at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ココロユレルモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

試作

P1060051.JPG

次々、色々なことをやりたい性格である。
それゆえ、焼き物を作っていても、ひとつの技法を追求するということがどーにも苦手である。
一つの技法を深く追求している作家さんを尊敬してしまう。

自分は、数年前の作品写真を見ると、「こーいうの作ってたんだよな~」と、忘れそうになってることすらあって、我ながらあきれたものである。
ま、短所でもあるが、長所でもあると思っておこう。

写真の花器は、形が気に入らず、生地をテスト用にとってあった。
今回新しく試したいことがあったので、やってみたらこれが結構面白そうな感じ。
上半分は、新しく買った緑色の下絵具の色のテスト。なかなか良い。
また、下半分の釉薬が縮れたようになっているのは、ある酸化金属を釉薬の下地に塗ったらこうなった。
使いようで面白くなりそうなんだけど、個展前に色や技法のバリエーションが増えるというのも考えもので、使いたい色、技法が増えすぎてまとまらん・・。

う〜ん(笑)
posted by Nobuhiko Tanaka at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

「田中信彦展」うつわ楓

田中信彦DM田中信彦.jpg


「田中信彦展」 10月19日(水)~24日(月)
うつわ楓 東京都港区南青山3-5-5  
TEL/FAX 03-3402-8110 
メール mail@utsuwa-kaede.com  営業時間 12:00〜19:00 (最終日は17:00まで)

2年ぶり、3回目の「うつわ楓」での個展です。 
「うつわ楓」は青山通りの一本入った通りにたたずむ小さなお店です。
表通りの喧騒から離れた、落ち着いた雰囲気の中じっくり器をご覧いただけると思います。

今回も赤・青・紫の3色を中心としたアイテムでの展開。
約250点ほどを出品予定です。
東京での個展規模の展示は来年6月までありませんので、ご興味がありましたら是非ご高覧下さい!

現在、日々制作中〜!

posted by Nobuhiko Tanaka at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 作品展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月04日

坊主

17018972.jpg

2003年の年末。渋谷の、とある「村」で「クリスマスギフト展」なる企画展が行われて、僕も声をかけてもらい出品した。
当時の僕にとっては、とある「村」(まるわかり・・(笑)での展示というのはとても魅力的で、他の企画を断って参加を決めたこともあり、相当気合を入れて制作した。

会場は結構広いスペースだったが、参加した作家が多分20人くらいはいたから、一人当たりの展示スペースは180×90センチくらいと決して広くはなく、初日の前日、僕は30~40点くらいの作品を車輪のついた大きなバッグにパンパンに詰め込んで、電車を乗り継いで「村」の会場に搬入・展示した。
まあ、作品も悪くないし、展示もきれいに決まった。
「いい感じだ。いけるな〜、これは。」
ちょっとした高揚を感じながら僕は自分の展示ブースを眺めた。

会期は1週間だったろうか、色々と用事があって、結局最終日まで会場には行けなかった。
僕は小心者なので、個展の時なども、途中の売り上げを聞くようなことをほとんどしない。
この時も搬出に行くときまで、売り上げについて問い合わせをすることをしなかった。

搬出の日、搬入の時に使ったバッグを携えて渋谷の坂を登っていく。
どれくらい売れただろうか、もしかしたら僕の展示ブースには、ひとつふたつの作品がぽつんと残っているだけかも(ニヤニヤ)。こんな大きなバッグ持ってこなくて良かったかなあ。
妄想が年末の渋谷の街にキラキラと広がっていく。

会場に着いて、展示ブースを見ると・・・それは「デジャブ」だった。
搬入・展示した時と寸分の違いもない。全く一緒。
全身の皮膚の表面がなんか知らないけどぴりぴりした。
そのあとに訪れるモーレツな虚脱感。

一つも売れていなかった・・。
いわゆる「坊主」である。「いよっ、大僧正 」って叫べるくらい立派なボウズだ。
残った(というか、全部なんだが・・)作品をバッグに詰めていくと、搬入の時と同じようにパンパンになった。
搬入の時より倍くらい重たく感じるバッグに引っ張られるように、坂を下っていく。
ほんの少し前、キラキラときらめいていた僕の妄想は、若者たちの雑踏に踏みつけられて粉々に砕けていた。

この仕事を長くやっているけど、ここまでのことはこの時だけ。
別に坊さんに恨みはないが、こういう「坊主」とは二度とかかわりたくないなあ(笑)
10年ほど前の思い出話でした。
posted by Nobuhiko Tanaka at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | よみもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

上手くはないんだな。

同じやきものの作家と話していて、京都の訓練校(通称。正しくは京都府立陶工高等技術専門校)を出た、というと、「じゃあロクロうまいんですね」とよく言われる。
実際には、ロクロがうまいから、いい作品が出来るかというと、そういうことでもないのだけど、京都の訓練校のロクロを学んだ人は、きっちりとしたものを作れるのは確かだと思う。
せっかくなので、どんなふうに練習するのかという一端をご紹介。(20年以上前のものなので、今はちょっと変わっているかも)

P1060020.JPG

まずは、作る品物の実寸通りの図面を描く。
(上と、横からの形、焼きあがりの口径・深さの数字と水挽きの時の数字)

P1060019.JPG

その図面通りのコテ、2種類を作る。
写真の上が土を伸ばす時に使うダンゴゴテで、土に触れるところは丸みを帯びていて、R(曲線)は仕上がりよりも甘いカーブ。
下が、仕上げに使うハネゴテ(違った?あいまい・・)で、先端が薄くなっていて、Rは図面と同じで、最終的に形を決めるときに使う。

P1060021.JPG

寸法通りに作るためのトンボを竹で作る。
口径と、深さを同時に測る道具。(わかりづらい写真になってしまいました)
これらの道具を使って、ミリ単位でサイズを合わせて、決められた数を作っていく。
(この道具や、やり方はあくまで京都式で、各産地でかなり違います。)

うーん、こうやって説明すると結構な準備が必要だなあ。
でも自分が今、これをやっているかというと、全くやっていません(笑)
なぜなら基本的にこれは、製陶所で職人が同じ品物を量産するための技術。
今の僕のような、少量多種生産の個人作家がやる必要がないのだ。
さらに僕は、ずぼらなので、「作品にはスキがあったほうがいいのだ」という大義名分で、
サイズが多少違おうと、ロクロ目が残ろうと、少し口が波打とうと、削りでちょっと飛び鉋みたいになろうと気にしない。
実はあまり、ロクロはうまくないのです・・わはは。

訓練校の先生が泣くなあ・・・(笑)


posted by Nobuhiko Tanaka at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | よみもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする