2013年11月17日

バベットの晩餐会(DVD)

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バベットの晩餐会 (1987 デンマーク)

ずっと長いこと映像が絶版になっていて、見たいなあと思っていた映画。
リクエストの声が多かったらしく、再リリースされたので早速レンタル。

内容についてはネタばれになるから、詳しくは書きませんが、19世紀後半のデンマークの寒村を舞台にしたお話で、派手な起承転結は全くありません。
見どころの一つが丁寧に時代考証して作られたであろう当時の料理で、この映画に素晴らしい奥行きを与えています。
また登場人物の描写も、全く非説明的なセリフが殆どなのですが、逆にそれがその奥に潜む奥深い感情を想像させてくれて、映画全体にわたる霞がかったモノトーンの色彩と見事に噛み合って心に入り込んできます。
これを見て、当時の人たちの価値観や生き方を論じることはナンセンスでしょう。
それよりも一傍観者として彼らの半生に思いをはせるべき映画であり、
ある意味、「間」や「余白」というゼロの物が作りだす「何もない濃密さ」を堪能できる希有な作品だと思います。

ご興味ある方はTSUTAYAなどで是非借りてみてください。
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2013年04月17日

さいたさいた

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小さくなって、下から見上げて撮りましたw
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2012年12月17日

イルミネーション@Ikebukuro

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我が母校(中学~大学)のクリスマスイルミネーションを久しぶりに訪ねた。
ちょっとした池袋界隈での人気スポット。
LEDではなく、未だ電球のイルミはエコじゃないかもだけど、あったかくて懐かしい灯り。
レンガ造りの学舎との組み合わせはいい雰囲気だなあ〜
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2012年09月05日

音楽劇「リンダリンダ」 (鴻上尚史作・演出)

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もう一カ月以上も前になるのだけど、紀伊国屋サザンシアターでの公演を見た。
鴻上作品を見るのは初めて。
鴻上尚史さんは、昔「SPA!」に「ドンキホーテのピアス」っていうエッセイを書かれていたときに面白い人だなあ、と思っていたのだが、全篇ブルーハーツの楽曲を使ったこの舞台「リンダリンダ」は素晴らしかった!
見終わったときに、本当に感動したのだけど、ひと月以上たった今でも余韻が続いている。ブルーハーツの曲を聞くと、余韻が共鳴して更に強くなっていく感じで、さっきも仕事しながら聴いていて、「うーん、これはどこかに書かなきゃ・・・」って気になったので書きました。
そんな思いつきの記事なので、内容とかについては特に触れませんが、「月の爆撃機」や、「ラブレター」のシーン、良かったなあ・・。
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2012年08月18日

永遠の0(ゼロ)

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戦争ものの本はほとんど読まないのだけど、気になっていた小説なので珍しく買ってみた。
主人公の青年が、零戦のパイロットで特攻隊として命を終えた祖父、宮部について調べていくと・・・・という内容の小説。

読みはじめると、少しづつだが次第にはっきりと像が結ばれていく祖父の姿を、運命の糸に手繰り寄せられるように追いかける主人公にぐいぐいと読者も引っ張られていく。
クライマックスに近づくあたりでは、まさに号泣状態だったのだが(苦笑)、「感動した」というより、「心の奥深くまで突き刺さった」という感想。
戦争というと、どうしても「死」ということがテーマになるが、この小説で一貫して描かれているテーマは「生」すなわち「生きる」ということ。
戦争が否定されるべきなのは、人が「死ぬ」からではなく、「生きたいのに生きられない」からなのだ。
人は生きる権利を持っている。それはこの世に生まれた時に無条件に誰もが携えているパスポート。
そのパスポートを無残に奪い取ってしまうのが戦争なんじゃないだろうか。
最後まで必死に生きようとした人間がそれを奪われてしまう様は、どんな悲劇よりも冷たくて重たい。

僕は、もちろん戦争はいけないことだと思ってはいるが、人間が人間である以上、哀しいかな現実的には、どういった形であれ戦争はなくならないと思っている。
だから、むやみにひたすら「戦争反対!」と叫ぶだけの反戦教育はあまり信用していない。
それよりも、若い世代に再び戦争を起こさないように伝えていくなら、(あくまで小説だけど)この一人の零戦乗りの兵士の生涯を読ませるほうがよっぽど戦争の愚かさを実感できると思うし、
学校での戦争教材としてとてもいいんじゃないかなあと思ったりする。
乱暴な言い方だけど、特に男子は生来「闘争心」を女性よりもはっきりと持っているから、「戦争はこんなに人々が死んで悲惨なんですよ」というアプローチより、こういった本を読ませるほうが効果的な気がするんだよねえ・・・。

はっきり、反戦をうたった本ではないし、逆に当時の日本人の精神性の崇高さも感じたりする所もたくさんあるのだが、読み終わると確実に「戦争は愚かなこと」だと改めて認識させられる。

100万部を超えるベストセラーらしいけど、確かに絶対読んで損はないです。
来年、映画化されるとのこと、見いこっと。

*今回の記事はデリケートなテーマを含んでいますので、コメントを承認制にします。あしからず。


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2012年05月04日

草間彌生展 「永遠の永遠の永遠」(埼玉県立近代美術館)

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世界的芸術家、草間彌生。
その作品は、僕のようなものが批評するのはおこがましいので、あえて長々とは書かないけど、オントシ83歳のおばあちゃん(失礼!)が紡ぎだす作品は、肉体の衰えと反比例するかのように更に高いところを目指して上りつめていくようだ。
その作品の前に立つと、言葉なんて不必要なモノになり、ただただ草間彌生の細胞群の中に呑みこまれていくような感覚になる。

表現活動(芸術)って、一種の「排泄行為」だと思う。自分の中の不必要なモノを(美しい、美しくないはあれども)「作品」という形で外に出すことで、精神的な健康を保つ。
でも草間彌生の背景と作品を見るとき、この人の表現は、「排泄行為」ではなく、「嘔吐」なんじゃないかと思うのだ。排泄はあくまで順を追った現象だけど、嘔吐はそれに反してる。
でもそのぶんだけ、その「吐瀉物」は確実に、見る人の身体にへばりつき決してはがれ落ちることはない。
とても抽象的だけど、そんなふうに思う。

好き嫌いはあるにしろ、美術に興味がある人は絶対見るべき、と断言できる展示です。
5月20日まで。
草間彌生展 「永遠の永遠の永遠」(埼玉県立近代美術館)
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2012年04月29日

京都〜4月

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2012年04月08日

パセリの気持ち

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ceramic world - 陶による世界の広がり  
2012年3月24日〜6月17日
会場:兵庫陶芸美術館 展示室3 


すみません、今日のブログは暴走させてください(笑)
だってさ、画像を見ていただくとわかりますが、僕の名前が「清水卯一」と「富本憲吉」にサンドイッチされてる!
両氏とも日本の陶芸の歴史に残る、言わずと知れた巨匠(人間国宝)。他にも松井康成とか、三輪休雪とか八木一夫とか、シャレにならないビッグネーム達が・・。
ついに、僕もここまで評価された・・・わけはなく・・(苦笑)
ま、タネ明かしは後ほど・・。

今回展示されている作品(彩泥菱形鉢)は、2003年の「日本陶芸展」で入選した時のものです。
当時は、積極的に公募展に応募していて、「日本陶芸展」は、3回目の入選でした。
会期終了後、ちょうど開館の準備中だった「兵庫陶芸美術館」から、買い上げしていただけるということになり、収蔵品となりました。
この時も地味に盛りあがったなあ・・・。

がっ、僕の作品が展示される機会はずーーーーーーーっとなくて(ToT)、
「あー、きっとこのまま陽の目を見ずに忘れ去られていくのだなあ。どーせ、名もない作家の作品だもんな、チキショー」とやけ酒をあおること約10年(笑)、やっと、今回展示されるというお知らせをいただきましたー。
で、嬉しさを感じつつ、展示作家の名前を見てエライ盛り上がったわけです・・。
美術館のメインの企画ではありませんが、収蔵された自分の作品が展示してもらえるという嬉しさ、しかもそうそうたる面々に混じって展示されるなんて・。

と、ひとりハイテンションになっているところで、タネ明かし。
この企画展示のメインは実は僕の名前の二つ下にある「桝本佳子さん(1982〜)」です。
僕よりずっと若い女性作家さんで、素晴らしいものを作ります。
学芸員の方の解説を借りると、
「本展は、そんな「桝本ワールド」をヒントに、兵庫の古陶磁と現代作家による作品を織り交ぜながらご紹介し、陶による表現の広がりを感じていただこうというものです。」
ということです。

はい、冷静になれば、僕の作品はいわば、メインディッシュに添えられた「パセリ」みたいなもんです(笑)
でもさ、パセリはパセリなりに「こんなすごい料理と同じ皿に盛られて、オレ、嬉しいなあ」って、思ってるかもよ。
志が低いかもしれないけど、ミーハー的に喜んだっていいじゃん。(逆ギレ? 笑)

万が一、関西方面に行かれる方は、お立ち寄りください。(といっても、立杭は山の中で、交通の便も悪いので、お時間がある方はですが・・)

追:贅沢をいえば一度でいいから加守田章二作品と並べられたいなあ・・・ww

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2012年01月29日

はたらく器たち

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10年近く、私の器をご購入くださっているF様が、食卓の様子を撮った写真を送ってくださいました。
手元を離れたうつわが、どんなふうに働いているのか、見ることはほとんどできませんので、こういった写真は本当に嬉しいです。

しかし、素敵な食卓です。(とてもセンスが良い方なのです)
今は、やっていない懐かしの器もたくさん。

F様、本当に有難うございました!

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2011年12月18日

五十嵐智一さんのガラス

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TWINKLE ICES IN WINTER
iGLASS STUDiO LAMPS & TABLEWARE EXHIBITION
2011年12月16日(金)−12月28日(水) TIME & STYLE MIDTOWN

成田市で制作されているガラス作家・五十嵐智一さんの個展です。
表面をグラインダーで削った独特の質感がかっこいいのです。
ずっと欲しかったので、ぐいのみサイズの器を購入。
黒とクリアーが有って迷ったのですが今回はクリアにしました。
日本酒が、スイスイいっちゃいそうだなあヽ(^o^)丿
posted by Nobuhiko Tanaka at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ココロユレルモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする